バッテリー再生台数7000台の再生実績で磨かれた独自の再生技術

フォークリフト用バッテリーの寿命について

メーカーが公表しているデータによると、フォークリフト用バッテリーは、充電と放電を1サイクルとして1200サイクルで寿命がくるそうです。

つまり、週5日、月間で20日フォークリフトを稼働させ、その度に充電するとしたら年間240サイクルとなりますので、5年で寿命となります。フォークリフトを毎日使ったとしたら約3年半で寿命となります。

しかし、この数値は、あくまで一定環境での平均値です。

充電を繰り返しながら1日中稼働させハード使用する企業もありますし、冷蔵倉庫など温度の低いところで稼働させる企業もあります。 また週に一度の荷物の上げ下げぐらいにしか使用しない企業もあります。

使わなさ過ぎでもバッテリーの寿命は短くなります。 つまり、使用環境によってバッテリーの寿命は大きく違うということです。

独自のバッテリー再生技術

フォークリフト用バッテリーは12本または、24本の単セルバッテリーが連結されて大きなパワーを出しています、一本でも不良単セルがあれば、大きく影響していきます。

中古バッテリーを入荷したらすぐに製造年月日を確認し、比重測定、電圧測定を行い、バッテリーのコンディションを見極めます。中古バッテリーですから比重、電圧ともに全ての単セルバッテリーが良好ではありません。必ずといっていいほど1本ないしは2本の極端に劣化したものが出てきます。それを単セル交換して、中古再生バッテリーを作っていきます。

修理が終わったら、すぐに微充電をおこないます。中古バッテリーの電極板は、とてもデリケートなので急速充電で、おおきな電流を流してしまうと、電極板を痛めてしまう可能性があるからです。数年使ってきたバッテリーですので、いきなり大電流を流しても、すべてを蓄電できるとは限りません。

微電流を流すことによって電極板が電子を受け取りやすくなります。そしてパルス電流も同時におこなうことで電極板と電解液の化学反応をスムーズにさせます。このようなメンテナンス充電が完了してから放電テストを行います。

中古再生バッテリーのランク分け

一概に中古再生バッテリーと言っても、もともとの劣化度合いやメンテナンスによって、バッテリーごとに稼働時間が違います。ドクターGで取扱う中古再生バッテリーは、出力の大きさ、稼働時間、放電率の数値を日本工業規格(JIS規格)と日本電池工業会の基準をもとに選別し、ランク分けしています。

[わかりやすく解説]
ケータイやスマートフォンを思い浮かべてみてください。スマートフォンも充電と使用を何年間も繰り返すと電池の持ちが短くなってきますよね?
これと同じで再生した中古バッテリーも新品に比べるとの持ちが短いです。
ドクターGでは新品を100%とした場合にどのくらい中古バッテリーが持つのかをレベルごとに明確にランク分けして販売しているということです。

『バッテリー再生=新品のように復活する』ではありません

ドクターGでは『バッテリー再生=新品のように復活する』とは考えておりません。

フォークリフト用バッテリー(鉛バッテリー)は消耗品ですので経年劣化による寿命は必ず訪れます。ドクターGではバッテリーの不具合のある部分を見つけ出し、適切に交換・修理をおこなうことで皆様にできるだけ長くバッテリーを使用していただきたいと考えています。